暮らしのオススメ本 | 筆子さん「買わない暮らし」
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"わたし"が満ちるミニマルでエシカルな暮らし。
ついつい読みたくなる、ヨシタケシンスケさんの絵本。
ほっこりとしたタッチ × 独自のするどい視点
で、自然と気づかされたり、思わず、ふふふ、と笑ってしまったり、
いつもじんわりとした余韻を残してくれます。
こちらは、伊藤亜紗さんの
『目の見えない人は世界をどう見ているのか』を原案とする絵本。
(伊藤亜紗さん「監修」じゃなくて「そうだん」って書いてあるところがツボ。)
宇宙を旅する地球人が、色んな身体を持った宇宙人と出会うお話。
360℃自在に見渡せる宇宙人から、
「前しか見えないなんて」「背中が見えないなんて」と、かわいそうに思われる地球人。
何かができるとか、できないとか。
そこで思考がストップしてはもったいないほど、
ひとりひとりが持つ「ワールド」というのは、
千差万別で創造にあふれてる。
身体は神様がこしらえた乗り物
ヨシタケシンスケさん そうだん 伊藤亜紗さん「見えるとか、見えないとか」
乗り物に乗っている人の見ている世界。
ちがうから、おもしろくて、
ちがうから、おなじを見つけるとうれしいんだ。