アナログ×ハイテクの生理用品。
月イチのバイオリズム。動物として避けられないけれど、なるべく快適に過ごしたい!
試行錯誤の結果、たどりついた方法は?
Contents
生理用品を見直したきっかけ。
きっかけは、息子のおむつ卒業エピソード。
昼はパンツになっていたけど、夜はおむつパンパンにおしっこしていた3歳(当時)息子。寝る前におむつを替えるのを嫌がることしばしば。
ある日、服部みれいさんの「自由な自分になる本」で、布ナプキンのススメについて読んで、「うん。垂れ流しはいや。自分でコントロールしたい。」と、目が覚めたわたし。
それで息子に言いました。「漏らしてもいいから、おむつせずに寝てみよ。」
その夜、全くおしっこを漏らさず、夜中に自分で起きてトイレに行きました。以来、漏らすことなくあっさりおむつ卒業したのでした。(その後、5歳になって眠りが深くなってから、おねしょっ子になりましたが。)
そのときに、アナログベースで、状況に応じてハイテクを使うのと、ハイテクしか使ったことがないのは全然違うことだなーと思ったのでした。
アナログとハイテクの塩梅。
ハイテクな便利さって、何かの働きを取って替わってくれてるわけで、それが当たり前の暮らしに浸かってると、感覚力も当たり前に下がります。
使わなきゃ落ちる筋肉と一緒。だなと。
アナログとハイテクの塩梅。
それを自由に決められる。両方選べる今って最高に幸せじゃないかー!
感覚を鍛える。
そんなことをきっかけに、経血コントロールしたい気持ちにスイッチが入り…
思い立って、紙ナプキンにTシャツの端切れを載せて、「あるもんで布ナプキン」を始めたのです。
端切れは、洗わずそのまま処分します。
紙ナプキンのときは、時間も忘れて仕事をしちゃっていたけれど、「あるもんで布ナプキン」に変えたら、「出てくる」感覚に敏感になりました。
トイレに行くのと同じ感覚で。だんだんトイレで出せるようになってくると、たのしいんです笑。
しかも、じょわっとせず、からっとして不快さを感じないんです。
不思議と、夜間もあまり出ず、3日ほどであっという間に終わるようになりました。
端切れを当てる方法に変えてもうすぐ3年ですが、生理痛もほとんどなくなりました!
その後の試行錯誤。
その後、紙ナプキンをわざわざ買いに行く手間を省きたくて、色々試しました。
既成の布ナプキン+端切れ
リネンのものを買ってみました。これは、わたしにはフィットしなかったです。
- かさばるから、外出先で簡単に交換できない。
- コストが高い。
- 毎回洗う必要がある。乾くのに時間がかかるから枚数が必要。
- 職場に予備を持っていくハードルが高い。
ってことで、しばらく使ってやめました。
月経カップ+端切れ
これは便利でした。お風呂に入るときとか、夜間とか。
漏れることがあるので、一応端切れを当てておきます。
仕事で長時間トイレに行けない場合はとてもいいです。
最初、勇気が入りますが、慣れれば何てことないです。
が、職場ではハードルが高いです。
水を入れたペットボトルを持って行って、洗えるようにしておくといいです。
だけど、トイレに行くミニゲームができなくなっちゃうから、やめました笑。
吸水ショーツ+端切れ
最終的に辿り着いたのはこのコンビ。今使ってるのはユニクロのものです。
これだと、追加コストがかからず、常に取り替えられて、持ち運びもラクで、トイレで出すミニゲームもできます。
しかも、不思議なことに、夜間もほとんど出なくなりました。溜めておけるようになったというか。たまに出てしまっても、吸水ショーツがあれば大丈夫。
吸水ショーツは洗う必要がありますが、布ナプキンと違って乾くのが早いのと、汚れ落ちもいいので、今のところ2枚で足りてます。
水洗いして、あとは洗濯機に入れちゃってます。
いいことしかない。
お金がかからない。
ゴミが減らせる。
手間がかからない。
身体がラク。
なんか、楽しい。
身体攻略ゲームみたい。
あれ、いいことしかなーい!
自分を頼る。
月イチの生理、以前は「イヤなもの」だったのですが、生理用品をミニマルにしてから、ちょっとしたチャレンジに変わり、「面白いもの」になったんです。
自力でどうにかする。
その積み重ねが、地下奥深くで、水が少しずつ静かに滲み出て水脈になっていくように、自信っていう湧き水につながってく。
そんな気がしました。
自分に力があることを、現代人は生まれたときから骨抜きにされて忘れさせられてないかなって。
本の、GO to WILDっていうタイトルを、ふと思い出しました。
そういえば昔、おばあちゃんに、「戦前とか、ナプキンなくてどうしてたの?」と聞いたら。
「脱脂綿詰めてポイって。」
!!!!!
当時のわたしには衝撃だったけれど、おばあちゃんからしたら、今の生理事情のほうが驚きかもしれないです。