「やだ!」を認める。
我が家では、テレビ番組「それSnowmanにやらせてください」、通称「それスノ」が大フィーバー。
娘は、3つのグループが、ダンスのお題を3分でコピーして、完成度を競うという企画が大好物です。
そのダンスのお題曲がきっかけで、我が家の子ども9歳と5歳は、欅坂46の「不協和音」をよく歌っています笑。
僕はYesと言わない
絶対沈黙しない
最後の最期まで抵抗し続ける
・・・
僕はイヤだ!
不協和音を僕はおそれたりしない。
嫌われたって、僕には僕の正義があるんだ・・・
これを夕飯だよ~と呼び掛けてるときに2人が熱唱してるもんだから。
いやいや、もうちょっと協調してこ~。ごはんの時間だから。ね、完全抵抗は一旦やめて、とりあえず座ろっか。
とツッコミまくっていますけれども。
「やだ!」と言っている?
前置きが長くなりすぎました笑。
おとなのみなさん、最近、「やだ!」って言ってますか?
このブログは、繊細な方向けに書いてますが、繊細な方は、「やだ!」ってはっきりいえない、または、周りを優先するあまりに、そもそも「やなこと」を認識しにくくなっている方も多いのではないかと思うんです。
もちろん食べ物の好き嫌いくらいはわかるかもしれませんが、
例えば、職場で苦手な人がいても、嫌という気持ちの前に、
「あの人にも気分がある」「考えがあるかもしれない」
と、最初に相手視点に立ってしまい、自分の「嫌だ」という気持ちをなかったことにしていませんか?
でも、感情って、一度湧いたら、なかったことにはできないんですね。
必ず存在を認めてあげないと、いつかどこかで暴れ出します。
積もり積もると、こころの病気だったり、身体の疲れとなって表れます。
相手への皮肉的な言い方となって表れるかもしれません。
そうやって存在を認めろー!って訴えるんです。
だからまずは何か嫌なことがあったら、「僕はやだ!」と叫んでみる。心の中で。一人のときなら声に出しちゃっていいんです。
ジャッジしない。
そう思うことが、「良い」とか「悪い」とか、ジャッジする必要はありません。
ただただ、嫌だということを受け止める。そこに在ることを認める。
そのうえで相手視点に立つなり、自分の言動を振り返るなり、いろいろな視点に立てばいいと思うのですが、まずは自分の感情を認めてあげてください。
こどもが癇癪を起したときも、問題が解決できなくても、「そうかそうか、〇〇が嫌だったんだね」と声をかけると、感情が成仏されていくかのように、すーっと癇癪が収まったりします。(うまくいくときといかないときがありますけどね^^;)
できたら、そういう話を、安心できる誰かに実際に聞いてもらえるとよりいいかもしれません。
自分のなかにいる小さいこどもを育てるように、認めてあげることを繰り返します。
じっくりじっくり。しずかに育ちます。
そうすると、だんだんと、本来の自分がむくむくっと出てくるようになります。
・・・・・
坂アイドルの曲はほとんど聞く機会がなかったのですが、ずっと聞いていると耳に馴染んできますね。
こころと身体の叫びの曲なんだ~、時代が求めてるのかなぁって真面目に歌詞を読んでみたりしています笑。