いいか悪いかは、後にならないとわからない。
9歳musumeがショルダーバッグをずっと欲しがっていました。
近所のショッピングモールでお好みのものを見つけ、後日、あれに決めた!と満を持して、自分のお小遣いで再度買いに行こうとしたのですが。
そのときには売り切れてなかった!!
musume、大ショック。
今年のお小遣い、残り5000円のうち2500円使う決意をして、いざ買い物へと臨んだのだから、娘としては相当の欲しさだったわけです。
店員さんに在庫検索してもらったのですが、商品番号がわからないらしく、調べるのに時間がかかっていました。
それで店内を歩いたところ、メンズコーナーに置いてあったショルダーバッグに目が留まりました。
「お、これ結構いいんじゃない?素材が柔らかくて肩が痛くなりにくそうだし、容量もあるし。」
musumeにすすめてみました。
店員さんが「在庫を確認できました。取り寄せできます!」と言われたとき、娘のなかでは目の前にあるバッグのほうがいいかも、となってたんですね。
ふたりであれこれ打ち合わせ。
バッグには何を入れたいんだっけ?
水筒、お菓子、財布、ケータイ。
そしたら、このバッグだと小さいかもしれないね?
そうだね。
あとはデザインで決めたらいいね。
結局、取り寄せはせず、メンズ用のショルダーバッグをお買い上げ。帰りながら、「いい買い物できたね~。」とふたりで満たされた気持ちで話していました。
こういうことって、人生を通じてありますよね。
渦中はめちゃくちゃ苦しかった、だけどあれが人生のターニングポイントだったってこと。
物事のいい、悪いって、そのときには判断できないんですよね。
振り返ったときに、あれがきっかけだった、とかってわかるのであって。
運はいいときも悪いときも、ある。
でも、それが本当にいいときか悪いときかはわからない。
ポケットモンスター(2019)エピソード1-95話「サラバ!さすらいのロケット団!」より
このバッグを買った日に、Amazonプライムで聞いた、最後のナレーションの言葉。