泉谷 閑示さん | 仕事なんか生きがいにするな
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"わたし"が満ちるミニマルでエシカルな暮らし。
頭がまわらない。
空っぽ。
今までどうやってたのかわからない。
みんなの事務処理力に圧倒される。
復職1週間目に思っていたことです。
かといってそれがだめとも思わず、現実味に欠ける、自分が自分でないような、ふわふわした心地で、
身体が追いつかないのが、ちょっと切なく感じていました。
(もしかして、老いるってこんな感じなのかな?と思ってもいました。)
・・・・・
親しい友人たちのグループLINEにそのことを漏らしたところ、こんなコメントをもらったんです。
「じっくりことこと、エネルギー沸いてくる待ちで。」
「とろ火、コトコト美味しい料理できるね~」
そうか~、今は沸かしはじめ。しかも超弱火。
水からじっくり、沸くのを待とう。このままでもいい気がするしね。
コメントをもらって、そんな風に思えたんです。
いま、社会復帰しようとしている方へ。
もどかしいと思います。自分ってこんなだったっけ?働き方がわからない。そんな感覚があると思います。
わたしの経験では、1週目よりも2週目、さらに3週目と、ほんとうに少しずつ、身体が慣れていきました。
最初の2週目までは帰ってから昼寝をしないと、家のことができませんでした。
でも、3週目から、昼寝なしで大丈夫になってきました。
いきなりエンジン全開よりも、ゆっくりゆっくり、身体を環境に慣らしていきながら進んでいくでいいんです。
むしろそれがいいんです。
こどものペースで歩くように。こころと身体が納得するペースで。
いつも置いて先に行ったら、こどもは悲しいし、楽しくないです。
ちょっとずつでいいんです。
ぼちぼちいきましょう。