ポケモンメザスタの引力が強すぎる。
ポケモンにどはまりの5歳息子。
あたまのメモリをそこにつぎ込むのか…と思うほど、ポケモンの名前を記憶してる。
なぜ、虫や動物の名前にはそこまで夢中にならないのに、ポケモンはそんなに夢中になるのか。
ポケモンの引力が、強すぎる。
さらにパワーが強いのが、ポケモンバトルができるゲーム台。その名も、メザスタ。名前の時点ですでに強い。
苦手中の苦手だったゲーセンという場に、齢四十にして足を踏みいれることになるとは。
保育園の仲の良い友達が皆、メザスタをやっていたら、息子も当然、やりたくなる。
みんなで約束して行くことになったのだけど、行ってしまったが最後だった。
そこからメザスタ大ハマり。。
朝から、「メザスタしたい、メザスタしたいー!!!」
ダイジョブか??
完全に絡めとられてる。
だけど、そりゃやりたくなるよね、あれは。母さんも、ソウブレイズゲットできたときは、やったー!って思った。あれ、かっけぇもんね。
周りの友達のおうちルールを聞いたところ、1週間に1回、300円まで、っていうのが多かった。
周りのお宅は、こういうことを葛藤なくサクッと決めているように思えて、すごいなと思ってしまう。
うーん、、我が家にとって、ゲーセンは特別なパーティー感覚だから、多くても1カ月に1回、かな~。
上のおねえちゃんのときは行ったことがなかったから、姉弟間でのバランスも難しい。。
そして、これが一番のモヤる原因かもしれないのだけど、ゲーセンにいると、母は少しツライ。
うまく言語化できないんだけど、虚無感に包まれてしまうというか。
たとえるなら、山でおいしい空気を吸って、雄大な景色を眺めたときに、
「もっとおいじいぐうぎ、もっといいげじぎがみだいー!!!」とはなりにくいけど、
ゲーセンは、行けば行くほど、より渇きを促すというか。
もっとー!!!もっとー!!!
満ち足りることのない、その場限りの消費ループに入り込むというか。
受け身の遊びになってしまう、というのも気になりどころ。
ココロとカラダが本当によろこぶ遊びなんだろうか。
できることなら、そういうところに時間をたくさん割いてほしくないなーー。
でも、ここで変に我慢させて、あとになってねじれた形で噴出するくらいなら、少しかじらせておくか…とも思いつつ。
こういう小さなことで、いちいち考えてしまうHSPな母。
1カ月に1回、200円まで、ゲームにかかった金額分、姉にお金を渡す、これでいこうかな。
現代の子育てのしづらさって、誘惑が多すぎる環境の影響もあると思うのよね。
スーパー行っても、レジの脇に、子供が欲しそうなものが陳列されていたりして。
わたしがスーパーを作るなら、そういう心配のない、子育て世代を本当に思ったスーパーを作りたい。
子供だって、欲しいものをいつも我慢させられたら、精神衛生上よくないと思うし。
モノに溢れていることが、子どもにとって豊かなのか、どうなのか。
メザスタを前に、考えてしまう母でした。