メンタル不調 | 睡眠薬服用の自己判断に注意
「5時間の効果があります。依存性はないです。」
医師からそう言われたものの、
風邪のときも、むやみに抗生剤は飲みたくない、自然治癒力をなるべく引き出したいという考えを持っていたため、
睡眠薬が処方されたときに、毎日飲むことにためらいがありました。
「毎日眠れないわけではない。睡眠薬を飲むと、眠れる日眠れない日のバイオリズムがわからなくなっちゃう。」
「10時に寝て3時間後=1時くらいに起きちゃったら、まだ寝たいから、その時だけ飲むようにしよう。」
そんな風に自己判断して頓服していました。
経過診察時、医師にはこの服用スタイルを伝えていましたが、メンタル面で少し落ち着いたことを伝えたこともあってか、特に処方の仕方について指導はありませんでした。
ですが、その後企業カウンセラーとの面談で、
「疲労回復のため、とにかくまず睡眠を取ること。睡眠薬を毎日飲んででも睡眠を確保してください。」
と言われました。
早速医師にそのことを伝え、
「5時間ではなく、1粒で8時間効果のある薬に変えていただけませんか?」
と聞いたところ、
「この薬は中途覚醒を防ぐ薬です。5時間で効果が切れるわけではなく、血中濃度の半減時間が5時間という意味です。効果は長く続く薬ですので、この薬を毎日服用してみてください。」
…なんと!
おかしな自己判断をしてしまっていました。
意味がわからないワードは頭から抜け落ち、最初に聞いた「5時間」だけが一人歩きしてしまったわけです。
必ず毎日飲んだほうがいい状況か、様子に合わせて頓服でよいかは、信頼できる医師と相談するのがよい、と思った出来事でした。
過去を振り返ると、こういう勘違いは他にもよくしていそうです。。。
場合によっては認識齟齬のトラブルにつながることもありそうな。
聞いたことを反復して、理解が合ってるかを確認するようにしよう、と学んだのでした。