メンタル不調 | 人と比べてしまうときの対処法。
病気休暇中、気持ちのバイオリズムをノートに記録してみました。
そうやって客観的に見ると、30代後半から、自分軸育てをしてきたつもりだったのですが、人と比べて自分のダメさ加減に焦点を当ててしまってすごく落ち込む、という自爆パターンを相変わらず連発していることに愕然としました。
小さい頃から、周りの人たちに合わせよう合わせようと生きてきたからか、気にしない、と思っても、気づくと周りと比べてしまっていたんですね。
「あの人は、あの状況でもタフにこなしてる。」
だいたいの落ち込むパターンは、周りの人のメンタルのタフさが羨ましくて、反面「自分は弱くてだめだ~」でした。
「弱い」というか、受け取るもの、考える量が、キャパに対して多めで、疲れやすいってことで、
走るスピードが速い人も遅い人もいるように、同じことを経験してもへっちゃらな人と疲れやすい人がいる。それだけの違い。なのですが。
だから、自分はダメだ、という、この魔の思考回路、いい加減、なんとかかんとかしたい。
不調中にそう思ったわたしの対処法メモです。
①まず、寝よう。
寝不足だと、自動的にこういう思考に陥りやすいこともわかった。
うまく眠れないなら、医療機関を受診してみる。
小さなやりたいこともわからないなら、疲れ切ってる。
まずは、脳を休めよう。
睡眠薬も、依存性をすごく気にしていたけど、最近は依存性のないものが出てる。
健康に支障があるなら利用すればいい。
②情報収集を一旦やめる。
休息中は、必要最低限の情報以外、スマホを見ない。
本も見ない。
なるべく人と会わない。
③自分と話す。
「理由はよくわかんなけど、苦しいんだねー」
「それで落ち込んじゃったんだねー。」
「このモヤモヤ、何とかしたいよねー。」
「自分に自信を持ちたいと思ってるんだねー。」
「そうか、これが苦手で、これが好きなんだね。」
ちいさなこどもと話すみたいに、話す。
ワタシは、誰かに聞いてほしくて、ワタシは、誰かに認めてほしいんだ。
だから、わたしが聞いて、認めてあげる。
④ちっさなやりたいことを積み重ねる。
食べたい、と思った料理を、作る。
寝たい、と思ったら眠る。
お風呂にゆっくり浸かる。
テレビをだらだら見る。
音楽に身を委ねる。
ぬるっとやるんじゃなくて、「やりたい」と明確にして、やる。
だらだらする!と高らかに自分に宣言して、実行する。
⑤今できることを、やる。
自信がないと、できないことをあげつらう。
できないことをあげつらうから、自信がなくなる。
の、無限ループ。
できないことなんて、誰も聞いてないのにね。なんでだろ笑。
原始時代を想像すると、こうやってできないことをあげつらうことで、「危険だ、やめとけ」って行動を制止して、命を守るシステムとして作動してたのかな。
でも、わたしは今マンモスを討ち取ろうとしているわけではないのよね。
命を守る思考システム、今は必要ないかもね?一旦ストップしよかね。
システム作動を断ち切るために、今、できることをやろう。
これは友人から薦められて読んだ「ダメな自分を救う本」に書いてあったワーク。
「できない難しいこと」よりも、「できる簡単なこと」を大切にしてください。
ダメな自分を1ミリでも克服するためにできること。この瞬間にできること。
昨日までやっていたことではなく、できるはずなのに今日まで行動に移さなかったこと。
石井裕之さん「ダメな自分を救う本」
うむ。たしかに。
できないことを考えるエネルギーがあるならば、できることを考えるエネルギーもあるはず。
どうせならそちらにエネルギーを使いたい。
ポイントは、1ミリでもいい、というところ。
できなさそうなことはやらない。必ず「できること」。
わたしは、「寝る前、玄関の靴を必ず揃える。」とか、そんなことを書いてみた。
他はナイショ。
行動に移せたら、その自分を素直に喜ぶ。これを、繰り返すんだって。
うん、良さそう。
思考回路を変える。
早速、ワークをやってみたのだけど、腹の底がじ~んわりと満足するような、「やったぜ」という達成感の小さな小さな芽が、ぽこっと出た。
そうか、今までも色々やってたはずなんだけど、無意識にぬるっとはじめちゃって、達成感感じないままに終わっちゃってたんだ。
・・・それって、タダ働きさせて、何の報酬も与えないのと一緒!!
わたしの脳、超ブラック企業だったんだ!!ひどっっっ。
できることを考える。できることをやる。積み重ねる。ちょっとチャレンジしてみる。積み重ねる。
子育てと一緒だ。
ニューロンの回路を組み替えたい。
そうか、変わりたいんだね。うん、できるよ。きっと。