会話って、エネルギーいる。
夕飯時に、友人が、家を訪ねてくれた。
夕飯準備をしていても、容赦なく、ナースコールならぬ「ママコール」がくるのだけど、その日はコールに友人が出て対応してくれた。
救急車もタクシー感覚で呼んだら、システムパンクするでしょ?
ママを呼ぶときもさ、本当に救助が必要か、じっくり考えてから呼んでくれない?と言いたくなるほど、きょう何回目なんだーい、というくらい「ママー!」という子供たち。
2人同時に話しかけられてるのに、「聞いてる!?(怒)」攻撃はホント勘弁してほしい。聖徳太子スゲー。
友人は、神だった。
「へぇ、〇〇なんだ~」「そっか、〇〇が好きなの?」
こどもたちに投げかけている、ああ、なんて素敵な相槌…。
こどもたち、かまってもらえてうれしいだろうなぁ~
息子の壊れたラジオ状態のリピートアクションにもリピート反応。
こどもたちは、友人が大好きだ。
その日、ママコールはほとんど鳴らなかった。
いつもだったら、フライパンを熱々に熱して、さぁ肉投入するぜ!の投入直後の「ママー!」とかもしょっちゅうなわけだけど、そしてなかなか待ってもらえないのだけど、優雅にお料理できた。
「今お肉焼いてるから待って~!」いうても、今、今、今ー!なのよね、息子。
だから、友人には毎日来ていただけたらうれしい。よろしければ。(切実)
帰り際に友達が、「何もしてないのに、ごはんありがとう。」というから、
「めちゃくちゃしてる!!!!!!」と反論した。
会話って、めちゃくちゃエネルギー使ってるのよ、実は。
アナタ、得意なのよ。無意識なのよ。
わたしはエネルギーを絞り出して会話に臨んだ経験がある。(大げさだけど本当)
仕事でエネルギー使いすぎて、あとちょっとしか残ってない状態のときって、脳が全然働かなくて、こどもに話しかけられても反応できなかったりすることがよくあった。
そして、子どもが寂しがって、「ママ話聞いてくれないからヤダー!」と泣くこともあった。
特に、相手に共感して「聞く」をメインで話すような場合。
適当に相槌だけ打ってると、こどもにはその適当さがバレる。
たまに質問されてるのに、「へぇ。」と返してしまうこともあった笑。
元気な時は、確かにするりとやってのけてる。でも、確実にエネルギーが必要なの。
ものすごく高度なことなの。
だから、元気ないときは人と会いたくなくなる人がいて当然。
エネルギーを温存してるのよね。
友人よ、何もしなくていいから、またごはん食べにきて。ね。