メンタル不調 | 弱ってるときでも行ける美容室。
3Dプリンター住宅が登場する令和にあって、いまだ従来ながらの、人間が切る、というシンプルな生業。理容師さん、美容師さん。
HSPにとって、弱っているときにも行ける美容室があるかどうかは、QOL上結構大事ですよね。
弱っているときに行ってみた美容室の話です。
接客濃度が濃い。
いきなり会った他人の頭皮と髪にj直に接触し、家族にもしゃべっていないようなことを聞く場合もある。
だから美容室は、HSP気質のわたしにとっては、どんな人柄の人か、がとても重要になる。
もしくは、格安カットの美容室のように、「切る」ことに特化して、ソフト面のサービスが削がれていて、モノ扱いされるほうがかえって行きやすい。(格安カットの美容室でもソフト面も丁寧で、値段、もうちょっとお渡ししたい~って思うことがある。)
体調に波があるように、気分にも波がある。
こころが弱っているときに行ける美容室があるかどうか、というのは、日々の身だしなみ指数を左右する。
美容室に行けなくなる理由。
病気休暇中、ちょうど、髪の毛を切るタイミングになってしまった。
でも、なかなか行く気が起きない。
普段行っている美容室は落ち着いていてとてもいいのだけど、元気なときに行っているところだから、弱ったときに行くのを躊躇してしまうのだ。
HSS型HSPあるあるなのかわからないが、元気なときと、そうでないときで、ギャップがあるため、元気がないときに、「普段通りに振舞うために、ギアを入れなければ」というプレッシャーにかられてしまう。
美容師さんがシュッとしてかっこいいと、より行きづらい。。
弱ったときの自分をデフォルトとした美容室が必要だ。
弱ったときでも行ける美容室。
ならば、今こそ新しい美容室に行こう!
低いテンションを繕わなくてもよいように。
自分のテンションとのギャップがあればあるほど居づらいから、キラキラ度少な目なところ。
そういえば、あそこはどうだろう。
元気なときは行こうと思わなかった、1人店主さんお店。
部屋みたいなインテリアで落ち着きそう。木がベースで、中古マンションをおしゃれにリノベした感じの色味がくすんだテイストも好きな雰囲気。
「店主も人見知り」「会話の無理強いはしません」と、HPにあえて書いているあたり、HSP向きなお店と見た!
よし、ここにしよう。
行ってみた。
柔和な笑顔を浮かべた、見るからにやさしい雰囲気の店主の方。
お店は、感覚的には8畳くらいのスペース。
床は明るい色の木材で、背の高い白い本棚が2つあり、ちょいちょい雑貨も飾ってある。
鏡の前には雑誌があって、山散策の本が置いてあった。
ああ、ここはフィットする、と入ってすぐわかった。
カット用の椅子が、家のデスクワークで使いたくなるような、部屋にあっても違和感のないような佇まい。
静か。心地いい音楽が流れてる。
店主の方が、小学校の頃、作文で、「『人里離れた山に行きたい』って書いてたんですよ~」っておっしゃって。
「山っていいですよね。行かないけど。」
「世の中、やらなくていいことにエネルギー割いてる気がするんですよねー」
見抜かれてそんな話をされたのか、波長があったのかわからないけど。
自然と、「今、休職中なんです」って話をすることができた。
外ハネボブが定番だったのに、なかなか美容室に行けなくて、1つ箒結びになってたけど、
ひさびさに、ハネた。
こころも、ハネた^^