こころ

忘れられるという幸せ。

birdsaho@yahoo.co.jp

とにもかくにも忘れっぽい。

やろうとしたことを忘れる、持っていたものがいつの間にかない、なんてしょっちゅう。

こないだ、子供たちとプール遊びをしたとき、ゴーグルを頭につけながら、「ゴーグルどこいった?」と聞いて、ひと笑い買ってしまった。

人の顔は忘れないのに、名前はすぐに忘れてしまう(涙)。

生活上の支障はなかなかで、だから、仕事となるとメモ魔になる。

小さい頃は、自分の忘れっぽさに落ち込んだりもしていたけど、あまりに度が過ぎるから、受け入れざるを得ず、今では、すっかり開き直っている。

で、周りの記憶力のいい人に頼っている。

ottoは記憶力がいい。それでパートナーとして意識的に選んだわけではないけど、無意識では確実に選んでると思う。真逆のタイプ。

思い出の記憶データベースとして大活躍。あのときあんなことした、こんなことしたよね、とか。

こないだ我ながらひどいと思ったのが、「これ、いいよね」と、さも自分の目利きのように自慢した品が、ottoからのプレゼント品だったという(汗)。

そういえば、定期的に集まる親しい友人たちはみな、どこかボケている。

それで、あまり昔のことを記憶していないのか、我々はほとんど昔話をすることが、ない。

だから、いつも、話題が「今」になる。

だから、過去を忘れていても、あまり困ることは、ない。

だけど、もしも、みんなが忘れているのに、ひとりだけ覚えていたら、結構しんどいかもしれない。

ひとりだけ、違う時間軸で生きてる心地がするのかな。

忘れっぽいわたしは、いいことも悪いことも、具体的なエピソードは、うっすらとした感覚記憶になるか、すっかり忘れてしまうか…。

しっかり覚えられる人にとっては、情報量の多さに比例して、脳の働きがフル稼働になるわけで、なかなかハードだ。

覚えたくないことまで、勝手に覚えてしまう。それってキツい。

意図的にデリートできたらいいのにね。

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT ME
Sappo
Sappo
こころと暮らしのオーガナイザー
HSS型HSP。40歳でのメンタル不調をきっかけに生き方を見直し、頑張ることをやめることを決意。本当に大切なことを大切にするこころの整理と、ミニマルでエシカルな暮らしづくりを通して、他人軸で自己否定だらけだった人生から、自分軸のある能動的な人生へとシフトし、HSPゆえの生きづらさを克服。
教育機関事務職として働きながら、心地よい暮らしを追及し、ミニマルでエシカルな暮らしを発信。
ライフオーガナイザー2級/エシカルコンシェルジュ(11期)
Recommend
こちらの記事もどうぞ
記事URLをコピーしました