暮らしを軽やかにしてくれる食器洗いふきん
食器洗いを、プラスポンジから、「びわこふきん」に変えて2年が経ちました。
このふきんは、暮らしのなかで、実はやらなくていいことがたくさんあることに気づくきっかけをくれた、わたしにとって運命のふきん笑。
以下、ひたすらオススメさせていただきます!!
だいたいの汚れは水で落ちる。
考えてみたら、そうです。
合成化学洗剤が開発される前は、ほとんど水で洗っていたのですから。
人類の歴史上、水洗いの歴史のほうが圧倒的に長い!!
でも、当たり前のように洗剤をつけて洗っていると、最初は洗っている感じがしないんじゃないかと思います。
「感じがしない」だけなので、水洗いへの偏見です笑。
水洗いしてきた人類の歴史に想いを馳せて洗い、実際に洗えたお皿を見てください。
パン一枚のせたお皿を洗剤で洗う必要はないでしょう。
最初の頃、ottoは除菌効果のことを気にしていましたが、やっぱり長い食器洗いの歴史を考えたとき、除菌して洗っていたことのほうがきっと少ないのだから、まぁダイジョブでしょう、とわたしは考えます笑。
それに現代の衛生環境なら。(2年経って実際大丈夫です。むしろ健康管理のほうが重要。)
日常に使う食器をそんなに除菌する必要ってあるかというと、コロナやインフルのとき以外は、そんなにない気がするのです。
どっちにしたって、手が菌だらけなわけです。食器を除菌したって、感染するときは感染します。残念ながら。
そして菌には、人間にとっていい菌、必要な菌もたくさんいます。
生肉処理したまな板を殺菌したければ、そのときだけ使えばいいし、熱湯でもいいですよね。
油汚れはどうする?
ハイ、油汚れは水だけでは落ちないです。
我が家では、このように。
- 油汚れは事前に端切れ(シャレオツに言うと「ウェス」)などで、ざっと拭き取ります。
- ふきんに固形せっけんをつけて洗います。
- ぬるま湯で流します。
少しの手間と、手荒れとモノの管理の手間を天秤にかけた結果、我が家は、ふきん+せっけん、を選択しました。
キャンプに行くときもいいんですよ。洗い終わった水が、周辺の土壌を汚さないと思うと気持ちがいいです。
ちなみに、合成中性洗剤も持っています。カレーをこぼしたときの衣類洗い、衣類の首回り洗いなどに使っていて、ottoは皿洗いのときもたまーに使っているようです。
推しポイント。
なぜ、スポンジでなくふきんなのか。
- 面でしっかり圧がかけられる。
- 細かいところにも入って、ポコポコしたふきんの面が、汚れをからめとる。
- 汚れたら、煮沸(酸素系漂白剤を入れる)でスッキリ。
- 見た目がよい。
- 手触りがいい。
- へたりにくい。
ふきんを取り入れて、手放したこと。
- すべての食器を一律に強力洗剤で洗う。
- 手荒れ防止のためにゴム手袋をつける。
- スポンジラックを掃除する。
- 洗剤を詰め替える。
- スポンジや洗剤ストックの収納場所を捻出する。
実はやらなくてもいいことにエネルギー割いてることって他にもあるのでは?と気づかせてくれたふきん。
ついでに、食器洗いかごも、三角コーナーも手放しました!
洗いかごを洗う手間がほんとに嫌だったので、とても快適です。
嫌なら、どうにかこうにかしてやる、ではなく、「そもそもなくせないか」と考える習慣がつきました。
自分がラク×環境にもいい
自分の家だけじゃない、環境にもいいって、遠いことのようでいて、実は自分の心地よさにめちゃくちゃつながっている、というのを思うんです。
この心地よさは、なくても生きていけるかもしれない。だけど、大きな循環のなかに入って生きる、というのは、個人のモノやお金がたくさんなくたって大丈夫という安心感につながります。
大げさにいって、人生が満ちる、宇宙の真理のように感じています。