食べ物を選ぶように、電力を選ぶ。
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選び方は、暮らし方。
心地よい暮らしを追及していったら、自然と「循環するもの」を選びたいと思うようになりました。
食べられれば何でもいいわけじゃないのと同じように、電力も、枯渇しない、環境負荷の少ない再エネに変えたい、と思うように。
でも、”再エネ”と聞くと一見よいけど、その舞台裏はどうなのか。
ソーラーパネルってどうやって捨てるの?電気料金あがっちゃう?
色々考えると面倒くさくなってしまい、きちんと調べることもせず1年以上…😅
インスタで見かけたみなさんのアクションに背中を押されてようやく。
昼休みに毎日ちょっとずつネットサーチして、情報を集めました。
そんな面倒さがハードルになって変えられてないという方、ひとつの参考にしてみてくださいね。
おさえておきたい再エネの基礎知識。
再生可能エネルギー、略して「再エネ」とは。
エネルギー源として何度でも利用することができるものとして政令で定められたもの。
再エネである太陽光、風力、小水力、バイオマス、地熱などは、国内で生産でき、温室効果ガスを排出しない。
FIT電気とは。
再エネで発電した電気を、電力会社が一定価格一定期間買い取ることを国が約束する制度(FIT制度)によって取引された電気。
非化石証明書とは。
火力や原子力など、色んな方法で発電された電気が集まる卸売電力市場。
電気は色や形がないため、再エネを他の電気と物理的に区別することは困難。
化石燃料以外の資源で発電された電力量分発行される非化石証書をつけることで(有料)、再エネ以外の電力と区別することができる。
再エネの種類
- 再エネ発電所と直接契約の再エネ
産者が明確。
環境破壊につながる開発行為を行っていないことや、地域住民との合意形成などを確認したうえで契約できる。 - 非化石証書をつけた再エネ
エネだけど、生産者がわからない。
どこのどんな発電所で発電された再エネなのかわからない。
さぁ、選ぼう。
でも~、、、調べたら選択肢が多すぎた。。
じゃあ、ご縁で知った3社に絞り込もう~!
- みんな電力
発電所が特定できる電力が全体の4割。
丸井、LUSH、PATAGONIAなどの企業も利用している安心感。 - ハチドリ電力
料金が3社のなかで一番安かった。
ーシャルビジネスで社会課題に取り組むボーダレスジャパンのグループ会社 - 生活クラブでんき
電所のある地域と電力以外でも連携して、特産品を活かした消費財づくりなども行っている。
でも、決め手がなかった!
再エネ発電所と直接契約していていい!と思っても、今の電気代よりだいぶ高くなってしまったり、再エネ100%で料金もあまり変わらなくていい!と思っても、生産者(発電所)を特定できなかったり…。
わかりやすい正解ってないんですよね。
最後は、料金とフィーリングで。
迷いに迷った挙句、ハチドリ電力さんに決めました!
結局料金の開きが決め手に…。
日々の出費は、やはり気になります。ハイ。
有機農業を行う会社や、ソーラーシェアリングを進める会社とコラボして、ソーラーシェアリングの自家発電所を設置していて、今後の展開に期待&応援の意味も込めて決めました。
選ぶ過程が、すごく就活っぽかった。
とりあえず、変えてみる。
一歩進む気持ちでとりあえず変えてみて、変えたあともウォッチして、必要に応じて見直ししていくのが最善だと腹落ちしました。
最初から完璧を求めない。
試行錯誤を前提に。
スモールステップで。
電気、いつもありがとー!!!